ギャンブラーズ・アノニマスは経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、
ギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという男女の集まる共同体である。
メンバーになるために必要なことはただ一つ、ギャンブルをやめたいという願いだけである。
会費もないし、料金を払う必要もない。私たちは自分たちの献金だけで自立している。
GAは、いかなる宗教、宗派、政党、組織、団体にも縛られていない。
また、どのような論争や運動にも参加せず、支持も反対もしない。私たちの本来の
目的は、ギャンブルをやめることであり、ほかの強迫的ギャンブラーもギャンブル
をやめることを手助けすることである。
私たちのほとんどは、自分が本物の強迫的なギャンブラーだとは、認めたがらなかった。
自分がまわりにいる人たちと違うなどということを、認める人間がいるわけはない。
だから私たちが、ふつうの人のようにギャンブルができるかもしれないと、役にも立た
ない実験をしてきたからといって、驚くことはない。何とかなるだろうという考え、
いつかはギャンブルを楽しむことができるようになるという大きな妄想が、強迫的
ギャンブラーに取りついている。
この恐ろしい妄想を、たくさんの強迫的ギャンブラーは死の門口にたつまで、
そうでなければ狂ってしまうまで、手放せないでいる。
私たちは自分が強迫的ギャンブラーであることを、心の底から認めなければならない
ことを知った。
これこそが回復の第一歩である。ギャンブルに関しては、自分がふつうのギャンブラー
と同じだという、あるいは今にそうなるかもしれないという妄想を、まず徹底的に
打ち砕かなければならないのだ。
私たち強迫的ギャンブラーは、ギャンブルをコントロールする力をなくした。
本物の強迫的ギャンブラーは、決してギャンブルに対するコントロールを取り戻す
ことはできない。
私たちも、自分はコントロールを取り戻したと思ったことがあった。けれど、
そのちょっとした、あまり長くない中休みの後には、必ひどい状態がやってきて、
せつない、なぜだかわからない落ち込みに苦しまなければならなかった。
私たちのような強迫的なギャンブラーは、進行性の病気にかかっているのだという
ことを、私たち全員が一人残らず信じている。少し長い目で見れば、私たちは悪く
なることはあっても、決して良くなることはなかったのである。
だから、まともで幸せな生活をするために、私たちは力のおよぶかぎり、自分のあらゆることに、その原理を実践するように努めるのである。
(現在、日本ではギャンブル依存症、病的賭博者、パチンコ依存症などといわれていますが、私たちGAは、強迫的ギャンブラー【compulsive gambler】といっています)
詳細解説リンク/関連リンク:ギャンブル・パチスロ依存症からの回復体験日記